自由への問い  5

齋藤純一 ほか編

教育には数多くのアクターが、しばしば対立と葛藤をはらみながら複雑に関わり合う。教育の自由とは、他の誰かの自由を制約することでもあるからだ。対立軸が不明確になり、流動化した社会のなか、教育において誰のどのような自由が考慮され、議論されなければならないのかを考える。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 対論 せめぎあう「教える」「学ぶ」「育てる」
  • 1 考察市場・機会・選択(教育の公共性と準市場-多様な個人のために機会を創造すること
  • 教育・子育てにおける選択の自由の地位)
  • 2 問題状況対立・葛藤する自由(自由を/自由に育てる-「教育の私事化」と公共性の隘路
  • 教師の教育の自由と親・住民・行政
  • 教師の「教育の自由」と子どもの思想・良心の自由)
  • 3 構想教育の自由の条件(「シティズンシップ/教育」の欲望を組みかえる-拡散する(教育)と空洞化する社会権
  • 社会変動と「教育における自由」)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 自由への問い
著作者等 広田 照幸
廣田 照幸
斎藤 純一
書名ヨミ ジユウ エノ トイ
書名別名 教育 : せめぎあう「教える」「学ぶ」「育てる」
巻冊次 5
出版元 岩波書店
刊行年月 2009.12
ページ数 226p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-00-028355-7
NCID BB00547110
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全国書誌番号
21705218
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言語 日本語
出版国 日本

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