〈畳長さ〉が大切です

山内志朗 著

とかく評判の悪い畳長性という御題で一席。落語の面白さって何だかわかります?この話藝の秘密こそ、実はコミュニケーションとシステムを支える条件だってんだから大変だ。ここらで発想を変えてみちゃどうですかね、関係の哲学のほうへ。合理性・効率性中毒への解毒剤。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1日 言葉はなぜ思い通りに話せないのか-コミュニケーションと畳長性
  • 第2日 落語はなぜ面白いのか-コミュニケーションの多層性
  • 第3日 習熟した"藝"はなぜ意識されてはならないのか-畳長性の座としての身体
  • 第4日 畳長性は冗長ではなかった-情報理論とシステム工学における畳長性
  • 第5日 誤謬の自己訂正としての畳長性-新しさが受容されるための可能性の条件
  • 第6日 フィードバックについて-サイバネティックスにおける畳長性
  • 第7日 無限の多様性を生み出すものとしての畳長性-畳長性と多様性・個性
  • 補講 畳長性とは何か-存在論からコミュニケーション論へ

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 〈畳長さ〉が大切です
著作者等 山内 志朗
書名ヨミ ジョチョウサ ガ タイセツ デス
シリーズ名 双書哲学塾
出版元 岩波書店
刊行年月 2007.9
ページ数 152p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-00-028153-9
NCID BA83096281
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全国書誌番号
21308420
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言語 日本語
出版国 日本
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