守中高明 著
法の主体とは誰か-望むと望まざるとにかかわらず、われわれの精神と身体は法に貫かれている。法はつねにわれわれの生死に、存在そのものにかかわる経験としてあるのだ。法の起源とは何か、法と暴力、倫理との関係はいかなるものか。原‐形象としてのアンティゴネー、ベンヤミン、デリダの思考を通して、市民的不服従や歓待、死刑の問題を考える。法を生きるわれわれにとって、今、正義はどこにあるのか。
「BOOKデータベース」より
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