日本語スタンダードの歴史 : ミヤコ言葉から言文一致まで

野村剛史 著

近世の武家や知識人たちは、地域・方言が異なってもお互いに通じる言語を獲得していた。そのような近世スタンダードはいかにして伝播したのか。言文一致体を生み出した明治期スタンダードとどうつながるのか。山田美妙や二葉亭四迷の言文一致体使用はいかなる意味を持つのか。多分野にわたる膨大な資料を読み解いて明らかにした、定説を覆す画期的な論考。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 日本語スタンダードの形成(室町期の言語 中央語の誕生
  • ニュータウン江戸と近世スタンダード
  • 日本橋商人
  • 幕末・明治初期の共通語
  • 明治初年の東京山の手
  • スタンダードの確立
  • 公共圏言語への可能性)
  • 第2部 スタンダードから言文一致体へ(明治初年の口語体
  • 山田美妙の言文一致体
  • 二葉亭四迷の言文一致体
  • 口語体の制覇
  • 回想t忘却)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 日本語スタンダードの歴史 : ミヤコ言葉から言文一致まで
著作者等 野村 剛史
書名ヨミ ニホンゴ スタンダード ノ レキシ : ミヤコ コトバ カラ ゲンブン イッチ マデ
出版元 岩波書店
刊行年月 2013.5
ページ数 349p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-00-024294-3
NCID BB12537067
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
22265086
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想