テレビは戦争をどう描いてきたか : 映像と記憶のアーカイブス

桜井均 著

二〇世紀は戦争と核の時代であると同時に映像の世紀でもあった。映像は事実を発掘し隠蔽すると同時に、記憶を喚起し定着させ、場合によっては偏見を固定化させる。その限界と可能性のなかで、テレビ・ドキュメンタリーは、近代以降の日本の戦争をどう描き、あるいは描いてこなかったのか。迫りくる過去の声は、いかにすればモノローグからダイアローグへ、さらにポリローグへと開かれていくのか?数々のNHKドキュメンタリー番組制作に携わってきた現役のプロデューサーが、半世紀の番組を総覧しつつまとめる体験的ドキュメンタリー論。戦争関連テレビ・ドキュメンタリー番組年表を付す。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 アジア・太平洋戦争(モノローグに閉ざされて
  • 戦場で何があったのか ほか)
  • 第2部 原爆はどう記憶されたか(被爆者たち
  • 原爆論争 ほか)
  • 第3部 引き裂かれた人びと(冷戦の体験者
  • 太平洋の戦場)
  • 第4部 昭和史のなかの天皇(儀式のなかの天皇
  • 二・二六事件と天皇 ほか)
  • 第5部 戦争責任と戦後補償(中国の中の日本人
  • アジアは問いつづける ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 テレビは戦争をどう描いてきたか : 映像と記憶のアーカイブス
著作者等 桜井 均
書名ヨミ テレビ ワ センソウ オ ドウ エガイテキタカ : エイゾウ ト キオク ノ アーカイブス
出版元 岩波書店
刊行年月 2005.9
ページ数 444, 21p
大きさ 20cm
ISBN 4000240153
NCID BA73735249
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
20888247
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想