神話と日本人の心

河合隼雄 著

日本を代表するユング派心理学者であり、『昔話と日本人の心』などの著作で独自の物語論を展開する著者が、日本神話の意味とその魅力をわかりやすく語る。他世界の多くの神話と異なり、太陽神はなぜ男性ではなく「日の女神」アマテラスなのか?繰り返し現れる神々の「トライアッド」構造とは何か?母との一体性、トリックスター、英雄…さまざまな顔をもつスサノヲとはいかなる神か?「見畏む」男神たち、流し棄てられた神ヒルコは何を意味するのか…。『古事記』『日本書紀』の世界を独自の観点から、また世界の神話・物語との比較をまじえた広い視野からよみとき、日本人の心性と現代社会の課題をさぐる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 日の女神の輝く国
  • 世界のはじまり
  • 国生みの親
  • 冥界探訪
  • 三貴子の誕生
  • アマテラスとスサノヲ
  • 大女神の受難
  • スサノヲの多面性
  • オオクニヌシの国造り
  • 国譲り
  • 国の広がり
  • 均衡とゆりもどし
  • 日本神話の構造と課題

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 神話と日本人の心
著作者等 河合 隼雄
書名ヨミ シンワ ト ニホンジン ノ ココロ
出版元 岩波書店
刊行年月 2003.7
ページ数 338, 12p
大きさ 20cm
ISBN 4000233823
NCID BA62905744
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全国書誌番号
20465002
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言語 日本語
出版国 日本
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