子ども被害者学のすすめ

デイビッド・フィンケルホー 編著 ; 森田ゆり, 金田ユリ子, 定政由里子, 森年恵 訳

一九九〇年代、米国では児童虐待認知件数が激減した。子どもと女性の暴力被害研究の世界的第一人者フィンケルホーは、さまざまな研究資料をもとに、虐待発生件数の激減は事実であると立証した。なぜ減ったのか。そして減らすためにはどんな施策が必要なのか。個別の被害ではなく総合的に被害を把握すること、そして被害の影響の発達に応じた違いを検証する方法、などを掲げた「発達被害者学」(子ども被害者学)を提唱する著者からの提言。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1章 子どもの被害(「子どもは最も被害に遭っている」についての論争
  • 新しいタイプの犯罪 ほか)
  • 2章 発達被害者学(定義と分類の問題
  • 子どもの被害の広がり ほか)
  • 3章 危険に曝される子ども(何が子どもを危険に曝すのか
  • 多重被害への道すじ ほか)
  • 4章 発達上の影響(子ども時代のトラウマという分野
  • 被害の衝撃的作用に関するさらに一般的なモデルを目指して ほか)
  • 5章 朗報 子どもの被害は減っている-だが、なぜ?(実際に改善しているのか
  • 幅広くさまざまな減少 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 子ども被害者学のすすめ
著作者等 Finkelhor, David
定政 由里子
森 年恵
森田 ゆり
金田 ユリ子
フィンケルホー デイビッド
書名ヨミ コドモ ヒガイシャガク ノ ススメ
書名別名 Childhood victimization
出版元 岩波書店
刊行年月 2010.11
ページ数 214, 30p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-00-022905-0
NCID BB03924980
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全国書誌番号
21863011
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言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
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