「構造改革」という幻想 : 経済危機からどう脱出するか

山家悠紀夫 著

数年前より主張されてきた構造改革論が、小泉内閣の登場を契機にさらに勢いを増している。が、「構造改革なくして景気回復なし」というその主張は本当に正しいのか。「失われた九〇年代」における日本経済の動向を詳細に分析して、長引く不況の真因を明らかにし、国民に無用の「痛み」を求める現在の「改革」論の誤りとその危険性を鋭く指摘する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 九〇年代日本経済とは何であったのか(長期低迷を招いたのは「構造問題」か
  • 景気を失速させたのは不良債権問題か)
  • 2 日本経済の現状はどうなっているか(なお遠い自律回復への道のり
  • 不安な現実、その背後にあるもの
  • 財政危機、その実相を探る)
  • 3 日本経済はどこへ行こうとしているか(株価資本主義-さらに不安な時代へ
  • 金融ビッグバンのもたらすもの
  • 経済再生へ-本当に必要なこと)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 「構造改革」という幻想 : 経済危機からどう脱出するか
著作者等 山家 悠紀夫
書名ヨミ コウゾウ カイカク ト ユウ ゲンソウ : ケイザイ キキ カラ ドウ ダッシュツスルカ
出版元 岩波書店
刊行年月 2001.9
ページ数 220p
大きさ 19cm
ISBN 400022817X
NCID BA53580478
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全国書誌番号
20204826
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言語 日本語
出版国 日本
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