イタリアという「国」 : 歴史の中の社会と文化

ルッジェーロ・ロマーノ 著 ; 関口英子 訳

統一国家として歴史の浅いイタリアの一体性は、何に求められるのか?ルネサンス期にヨーロッパの社会的・文化的頂点に立ちながら急速に衰退していったイタリアが内在させていた凋落の原因とは何か?そしてそれは、現代イタリアの政治的弱体性といかにつながりをもつのか?アナール学派の流れをくむ歴史家が、歴史の深層に目をすえて提示する斬新なイタリア史像。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 なぜわれわれはイタリア人であると言わずにはいられないのか
  • 第2章 イタリアの歴史-国民と"くに"の狭間で
  • 第3章 イタリア史の一つのあり方として
  • 第4章 封建制のイタリア
  • 第5章 イタリア・「モデル」のダイナミズム
  • 第6章 イタリア人の"優越性"の確立とその崩壊
  • 第7章 何をもってリソルジメントとするか
  • 第8章 地中海-沿岸都市と内陸都市

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 イタリアという「国」 : 歴史の中の社会と文化
著作者等 Romano, Ruggiero
関口 英子
ロマーノ ルッジェーロ
書名ヨミ イタリア ト イウ クニ : レキシ ノ ナカ ノ シャカイ ト ブンカ
書名別名 Paese Italia
出版元 岩波書店
刊行年月 2011.12
ページ数 193, 10p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-00-022190-0
NCID BB07727471
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全国書誌番号
22035610
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 イタリア語
出版国 日本
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