だれでもない庭 : エンデが遺した物語集

ミヒャエル・エンデ 著 ; ロマン・ホッケ 編 ; 田村都志夫 訳

ミヒャエル・エンデが亡くなったあと、長年の担当編集者であり、友人でもあったロマン・ホッケが、短編小説、戯曲、長編小説の断片、バレエの脚本、詩、なぞなぞ、手紙など広範囲の遺稿のなかから厳選した四十数編を収録した本。『モモ』から『はてしない物語』への橋渡しが読み取れる表題作のほか、「牡丹灯篭」から影響を受けたと思われる戯曲「宿」など、初めて出会う作品でいっぱいである。未完の作品も収められており、未完であるがゆえにエンデの創作過程をみることができ、これがまた興味深い。エンデワールドの集大成。

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 だれでもない庭 : エンデが遺した物語集
著作者等 Ende, Michael
Hocke, Roman
田村 都志夫
ホッケ ロマン
エンデ ミヒャエル
書名ヨミ ダレ デモ ナイ ニワ : エンデ ガ ノコシタ モノガタリシュウ
書名別名 Der Niemandsgarten
出版元 岩波書店
刊行年月 2002.4
ページ数 379p
大きさ 22cm
ISBN 4000012975
NCID BA56609190
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全国書誌番号
20279117
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 ドイツ語
出版国 日本

掲載作品

著作名 著作者名
E・Cさんへ
Nさんへ
「無垢」ということ
『モモ』と『はてしない物語』ができあがるまで
『モモ』のさし絵ができるまで
うしなわれた人
おこぶちゃん
お茶友だちの七婦人
さあ、子どもたち、馬鹿げたことをしようよ
せがむ者たち
ためになる助言
だれでもない庭-長編小説の断片
なぞなぞの答え
はい、と言う人
もうひとつの存在たち
わたしの人生の奇妙な特徴
アガテ叔母さん
インゲボルクのために
クレムペル・リュムペル
ショーウィンドーのなかの詩
ジジのモモ讃歌
マーラ・ズーレの国
ヴッシェルが壁を駆け上がる
一角獣
三夫人のなぞなぞ
二人の兄弟
光を変える
内なる世界が荒れはてないために
夜、建築設計事務所で
大魔術師ミラカンドラの子どものおもちゃ箱には何が入っている?
子どもと読書
子どものお話
宿
師がどこにも見つからなかったから
幸福の像
心のメロディ
文化と民主主義
比喩
民話に伝わる四つのなぞなぞ
狂王カール六世
生の公正についての伝説
盗賊騎士ロドリゴ・ラウバインと従者のチビクン-長編小説の断片
神の実在
精確なファンタジー
自分自身を理解するこころみ
謎の書きもの机
道化の蛾たちのバリエーション
鏡にうつる鏡には何がうつっているのか?-さすらいの山の古老
隠れたもの
青空の娘とパイロット-ファンタジックなバレエ
靴-ある変化
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