神野直彦, 金子勝 著
財政構造改革は急務の課題となっている。しかし、九七年の財政構造改革法の失敗があるため、思い切った改革はできず、既得権益にも切り込めないまま、赤字を隠す方策にとどまる可能性は高い。景気対策の名のもとに積み上げられた巨額の債務は果たして返せるのか。本書では、持続可能な財政建て直しの構想を示し、さらには、IT革命が進む中での租税国家の行方そのものを問う。
「BOOKデータベース」より
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