プルースト評論選  1(文学篇)

マルセル・プルースト 著 ; 保苅瑞穂 編

20世紀文学の最高峰『失われた時を求めて』全7篇の小説家プルーストはまた、たぐい稀な批評家でもあった。ヨーロッパの長い文学的遺産の上に立って同時代に透徹した眼をむけ、対象に潜む美と真実を的確に捉えた卓抜な評論を全2冊に収める。1は独創的なネルヴァル、ボードレール、バルザック論を含んだ、"小説"の創作につながる『サント=ブーヴに反論する』を軸とする文学論を集成。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • サント・ブーヴに反論する(序文草案
  • サント=ブーヴの方法 ほか)
  • 文体とその周辺(フローベールの「文体」について
  • ボードレールについて ほか)
  • 作家論断章(ジュール・ルナール
  • アンリ・ド・レニエ ほか)
  • 自作を語る(プルーストによる『スワン』解説
  • 一九一五年末ごろのプルーストによる小説続篇の解明 ほか)
  • 書評・断章(ド・ノアーユ伯爵夫人著『眩惑』
  • 詩的創造 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 プルースト評論選
著作者等 Proust, Marcel
保苅 瑞穂
プルースト マルセル
書名ヨミ プルースト ヒョウロンセン
シリーズ名 ちくま文庫
巻冊次 1(文学篇)
出版元 筑摩書房
刊行年月 2002.10
ページ数 526p
大きさ 15cm
ISBN 4480037519
NCID BA59153403
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全国書誌番号
20334081
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言語 日本語
原文言語 フランス語
出版国 日本

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