占いの力

鈴木淳史 著

「占い」のもつ強力な因縁力を縦横に語る本邦初の試み!科学万能主義といわれる現代、あらゆる情報が環境化する社会のなかで、人はなぜ「占い」の曖昧さに惹かれるのか?無根拠であるがゆえに、占いの「言葉」は人を分類し、規定する。そして、それは限られた人生の局面を切り取り、リアルという衣装をまとう。占いは人生を「物語化」し、「私」が曖昧な社会のなかで、私探しの物語のツールとなり、「今」を生きる自分の里程標となる。「占い」の構造と論理を縦横に語り、そこに多様化する物語性のあり方を探る画期的な試み。だれが「占い」をここまでマトモに語ることができただろう。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 すばらしき占いの世界(信じてないが受け入れる
  • マス・メディアでの占いの取り扱い ほか)
  • 第2章 占いは人間を分類する(この本の著者がいい性格をしていることについて
  • 性格はどうやって見分けるか ほか)
  • 第3章 占いがリアルである理由(微妙な胡散臭さ
  • 占い師の名前 ほか)
  • 第4章 占いは人生を物語化する(新しいものはダメよ
  • 麗しき人生観 ほか)
  • 第5章 物語としての占いを生きるために(墓ではなく物語を売る
  • 物語を生きるということ ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 占いの力
著作者等 鈴木 淳史
書名ヨミ ウラナイ ノ チカラ
シリーズ名 新書y
出版元 洋泉社
刊行年月 2004.9
ページ数 219p
大きさ 18cm
ISBN 4896918509
NCID BA68594192
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全国書誌番号
20672881
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言語 日本語
出版国 日本
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