日本近世の起源 : 戦国乱世から徳川の平和へ

渡辺京二 著

日本のルネサンスともいうべき可能性をはらんだ室町後期の社会的活力を、血の海におぼれさせて出現したのが反動的、専制的な織豊政権ひいては徳川国家であり、日本の近代への胎動は徳川体制の下で窒息させられたという説はなぜ人口に膾炙したのか?戦後史学、とりわけ網野史観が流布させた戦後左翼の自由礼賛・反権力思考による錯誤を批判し西欧近代を民衆意識の最も根源から乗り越える。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 日本のアーリイ・モダン
  • 第1章 乱世とは何か
  • 第2章 乱妨狼籍の実相
  • 第3章 武装し自立する惣村
  • 第4章 山論・水論の界域
  • 第5章 自力救済の世界
  • 第6章 中世の自由とは何か
  • 第7章 侍に成り上がる百姓
  • 第8章 一向一揆の虚実
  • 第9章 領民が領主を選ぶ
  • 終章 日本近世は何を護ったか

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 日本近世の起源 : 戦国乱世から徳川の平和へ
著作者等 渡辺 京二
書名ヨミ ニホン キンセイ ノ キゲン : センゴク ランセイ カラ パックス トクガワーナ エ
シリーズ名 渡辺京二傑作選 / 渡辺京二 著 1
新書y 1
出版元 洋泉社
刊行年月 2011.7
ページ数 335p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-86248-766-7
NCID BB06420677
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全国書誌番号
21954419
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言語 日本語
出版国 日本
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