北の街にて : ある歴史家の原点

阿部謹也 著

多くの読者を魅了し続ける著者の学問研究の原点には、小樽での研究と思索、留学先だったドイツ生活、そして西順蔵氏との出会いと別れがあった。12年にわたる北の街での生活から、代表作『ハーメルンの笛吹き男』が生まれ、「自分の内面に深く関わる課題が学問の出発点」と語る著者の研究姿勢も生み出された。その後、著者は、世間、個人、差別と賎視などのテーマを日本の諸問題として捉え、多くの著作を通じて世に問う。本書は、その原点を、著者自らが吐露した名著である。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 北の街へ
  • 小樽の四季
  • ヨーロッパ中世遠望
  • 人倫の厄
  • 寮問題から学園闘争へ
  • 鐘の音に聞くヨーロッパ
  • ヨーロッパと日本
  • 笛吹き男との出会い
  • ゲッティンゲンの人々
  • 編集者たち
  • 差別と賤視
  • 旅の記憶
  • 「世間」の構造
  • 日本における「個」のあり方
  • 学ぶということ
  • 遍歴学生の世界
  • 北の街との別れ
  • 西さんとの別れ

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 北の街にて : ある歴史家の原点
著作者等 阿部 謹也
書名ヨミ キタ ノ マチ ニテ : アル レキシカ ノ ゲンテン
シリーズ名 MC新書 5
出版元 洋泉社
刊行年月 2006.8
ページ数 299p
大きさ 18cm
ISBN 4862480616
NCID BA78605692
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全国書誌番号
21077372
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言語 日本語
出版国 日本
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