宮崎正明 著
一九世紀半ば、アメリカ・ボストンの名家に生まれたローエルは、火星の研究と地球外文明論の唱道、冥王星の予知発見など、天文の世界に数々のエピソードを残している。その一方で、彼が未知なる東洋にあこがれ、明治期の日本に来訪、日本研究に情熱をもやし、ラフカディオ・ハーンにも影響を与えたことはあまり知られていない。極東の地のさらなる辺境を求めて、やがて彼は能登へと旅立つ…。とどまることなく未知なるものへの探究心をもやし続けたローエル-その好寄心と行動力にみちた生涯に迫る。
「BOOKデータベース」より
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