ピョートル・クロポトキン 著 ; 高杉一郎 訳
いよいよロシアの革命運動に参加したクロポトキンは、秘密警察の手によって要塞監獄に投獄される。やがて馬車での脱獄という手に汗握る劇的場面を経て、スイス、フランス、イギリスへと亡命。のちにユニバーサル・マン(普遍人)と称される開かれた精神は、あるべき倫理思想と相互扶助論の思索を深めながら、文学・歴史研究、アナーキズム理論と多彩な活動に没頭する。十九世紀ロシアの気高い精神がみなぎる稀有の書。
「BOOKデータベース」より
[目次]
情報を取得できませんでした。
件が連想されています
ページトップへ