音に色が見える世界

岩崎純一 著

一般の人々にとって「ミカンが黄色い」のと同じように、E音は青緑色に、F音は紅色に、著者には感覚される。単音だけでなく、和音や音楽全体にも、色や形を感覚している。比喩や連想ではない。五感が混じりあった、未分化の世界。このような感覚世界を「共感覚」と呼ぶ。本書では、当事者の視点から、共感覚とは何なのかを解説。さらに、日本文化の原風景が共感覚的であったことを明らかにする。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 共感覚とは何か(共感覚とは何か
  • 共感覚ではない感覚
  • 私の感覚世界の模式図 ほか)
  • 第2章 日本文化の原風景としての共感覚(私の前言語的記憶
  • 文字の創作
  • 日本語への確信 ほか)
  • 第3章 共感覚者男性として(共感覚の共時的考察
  • 共感覚者に女性が多い理由
  • 共感覚は障害ではない ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 音に色が見える世界
著作者等 岩崎 純一
書名ヨミ オト ニ イロ ガ ミエル セカイ : キョウカンカク トワ ナニカ
書名別名 「共感覚」とは何か
シリーズ名 PHP新書 627
出版元 PHP研究所
刊行年月 2009.9
ページ数 221p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-569-77109-0
NCID BA91400708
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全国書誌番号
21658001
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言語 日本語
出版国 日本
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