ワケありな国境

武田知弘 著

地図上に引かれた一本の線。国の内と外を隔てるこの境界をめぐって、古来さまざまな歴史やドラマが生み出されてきた。領土をお金で拡げていった国、自国の中に敵国基地を持つ国、首都が独立運動を始めた国。隣国への不法入国マニュアルを作ってしまった国もあれば、領土をもたない国だって存在する。世界はまだまだ不思議と驚きに満ちている。日本人の当たり前からはみ出たそんな世界の"常識"を、60のトピックをとおして楽しく紹介。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 南北アメリカ編(国の広さも金しだい-領土をドルの力で広げたアメリカ
  • 世界最大の飛び地-アラスカがアメリカ領になったワケ ほか)
  • 第2章 ヨーロッパ編(東西冷戦の象徴-ベルリンの壁は国境線ではなかった
  • 世界最小の国-バチカン市国ができた理由 ほか)
  • 第3章 中近東・アフリカ編(中近東に残る列強の爪痕-作られたアラブ諸国の国境線
  • 最近まであった国境未画定地域-サウジアラビアのテキトーな国境 ほか)
  • 第4章 アジア・オセアニア編(チベットを離さない中国-チベットを独立させないワケ
  • もう1つの中国-台湾はこうして生まれた ほか)
  • 第5章 日本列島編(島国の特権か?-日本は世界有数の広い国?
  • かつて東アジア・東南アジア全域を制した-第二次大戦期の日本の支配圏 ほか)

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この本の情報

書名 ワケありな国境
著作者等 武田 知弘
書名ヨミ ワケ アリナ コッキョウ
シリーズ名 ちくま文庫 た61-1
出版元 筑摩書房
刊行年月 2011.8
ページ数 306p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-480-42853-0
NCID BB0648378X
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全国書誌番号
21984542
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言語 日本語
出版国 日本
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