司馬遼太郎の「場所」

松本健一 著

数多くの作品を通して魅力あふれるヒーローを作り出し、「この国のかたち」を考察した司馬遼太郎は、日本人の歴史意識に決定的な影響を与えた。しかし同時に、「透明な厭世思想」の持ち主でもあり、それは作品に微妙な彩りを添えている。『梟の城』から『街道をゆく』までの膨大な作品群の中からいくつかの小説、随筆、紀行文を読みとき、司馬文学の光源に迫る。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1(理性と気概のひと-追悼・司馬遼太郎
  • 歴史は文学の華なり、と。-司馬文学の「場所」)
  • 2("鳥瞰"という方法
  • 『項羽と劉邦』の読まれ方 ほか)
  • 3(司馬遼太郎と私
  • 資料を生で読むひと ほか)
  • アラン島紀行

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 司馬遼太郎の「場所」
著作者等 松本 健一
書名ヨミ シバリョウタロウ ノ バショ
シリーズ名 ちくま文庫
出版元 筑摩書房
刊行年月 2007.2
版表示 増補新版
ページ数 266p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-480-42311-5
NCID BA80574376
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
21209139
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想