書物の出現  下

リュシアン・フェーヴル, アンリ=ジャン・マルタン 著 ; 関根素子 [ほか]訳

グーテンベルクらによる印刷技術の完成以降、地理上の発見とともに書物は世界中に流布される。やがてヨーロッパ中を揺がせた宗教改革において書物は大きな役割を担う。命懸けで異端派の禁書を手掛ける出版業者や書籍業者により、教会側の強い弾圧にもかかわらず、書物は新しい思想をのせてヨーロッパ中にひろまってゆく。さらに活字本の普及により、ラテン語は廃れ各国語が発展するにいたる。書籍をめぐる伝統維持と革新をあらゆる局面からたどり、それに関わる生きた人間とともに鮮やかに描きだすアナール歴史学の金字塔。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第6章 書物の地理
  • 第7章 書物の取引
  • 第8章 書物、この酵母

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この本の情報

書名 書物の出現
著作者等 Febvre, Lucien
Martin, Henri-Jean
関根 素子
Martin Henri‐Jean
マルタン アンリ=ジャン
宮下 志朗
月村 辰雄
長谷川 輝夫
フェーヴル リュシアン
書名ヨミ ショモツ ノ シュツゲン
書名別名 L'apparition du livre. (2nd ed.)
シリーズ名 ちくま学芸文庫
巻冊次
出版元 筑摩書房
刊行年月 1998.11
ページ数 456p
大きさ 15cm
ISBN 4480084428
NCID BA38860264
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全国書誌番号
99052672
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言語 日本語
原文言語 フランス語
出版国 日本
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