風土の日本

オギュスタン・ベルク 著 ; 篠田勝英 訳

自然を神の高みに置くかと思えば、無謀な自然破壊を平気でやってのける日本人。この自己矛盾をささえている日本の風土とはいったい何だろうか?和辻哲郎『風土』をその方法において乗り越え、新たな<自然>概念を提唱する本書は、卓抜の哲学的思考の書物であると同時に、最高級の日本論である。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 出発点-あいまいな場所、ある日曜日
  • 1 基本要素の生気(気象
  • 山水
  • 草木)
  • 2 風土の理(野生の自然、構築された自然)
  • 3 現実の構築(自然の現われ出る裂け目
  • 住まう
  • 景化する
  • もうひとつの自然、もうひとつの存在)
  • 帰還

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 風土の日本
著作者等 Berque, Augustin
篠田 勝英
ベルク オギュスタン
書名ヨミ フウド ノ ニホン
書名別名 Le sauvage et l'artifice
シリーズ名 ちくま学芸文庫
出版元 筑摩書房
刊行年月 1992.9
ページ数 428p
大きさ 15cm
ISBN 4480080171
NCID BN08074119
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全国書誌番号
93006700
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言語 日本語
原文言語 フランス語
出版国 日本
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