無思想の発見

養老孟司 著

日本人は無宗教・無思想・無哲学だという。さて無思想とは、どのような事態か。もしかするとそれは、「ゼロ」のようなものではないのか。つまりゼロとは、「なにもない」状態をあらわしつつ、同時に数字の起点でもある。ならば、「思想がない」というのも、ひとつの「思想」のあり方ではないか。日本の風土が生んだ「無思想という思想」を手がかりに、現代を取り巻く諸問題、さらには、意識/無意識とはなにかを、大胆に、されど精緻に考え尽し、閉塞した現代に風穴を開ける。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 私的な私、公的な私
  • 第2章 だれが自分を創るのか
  • 第3章 われわれに思想はあるのか
  • 第4章 無思想という思想
  • 第5章 ゼロの発見
  • 第6章 無思想の由来
  • 第7章 モノと思想
  • 第8章 気持ちはじかに伝わる
  • 第9章 じゃあどうするのか

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 無思想の発見
著作者等 養老 孟司
書名ヨミ ムシソウ ノ ハッケン
シリーズ名 ちくま新書
出版元 筑摩書房
刊行年月 2005.12
ページ数 238p
大きさ 18cm
ISBN 4480062807
NCID BA74567514
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全国書誌番号
20970666
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言語 日本語
出版国 日本
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