ハーメルンの笛吹き男 : 伝説とその世界

阿部謹也 著

《ハーメルンの笛吹き男》伝説はどうして生まれたのか。13世紀ドイツの小さな町で起こったひとつの事件の謎を、当時のハーメルンの人々の生活を手がかりに解明、これまで歴史学が触れてこなかったヨーロッパ中世社会の差別の問題を明らかにし、ヨーロッパ中世の人々の心的構造の核にあるものに迫る。新しい社会史を確立するきっかけとなった記念碑的作品。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 笛吹き男伝説の成立(笛吹き男伝説の原型
  • 1284年6月26日の出来事
  • 植民者の希望と現実
  • 経済繁栄の蔭で
  • 遍歴芸人たちの社会的地位)
  • 第2部 笛吹き男伝説の変貌(笛吹き男伝説から鼠捕り男伝説へ
  • 近代的伝説研究の序章
  • 現代に生きる伝説の貌)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 ハーメルンの笛吹き男 : 伝説とその世界
著作者等 阿部 謹也
書名ヨミ ハーメルン ノ フエフキ オトコ
シリーズ名 ちくま文庫
出版元 筑摩書房
刊行年月 1988.12
ページ数 315, 4p
大きさ 15cm
ISBN 4480022724
NCID BN03293829
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
89016571
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想