目の見えない人は世界をどう見ているのか

伊藤亜紗 著

私たちは日々、五感-視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚-からたくさんの情報を得て生きている。なかでも視覚は特権的な位置を占め、人間が外界から得る情報の八〜九割は視覚に由来すると言われている。では、私たちが最も頼っている視覚という感覚を取り除いてみると、身体は、そして世界の捉え方はどうなるのか-?美学と現代アートを専門とする著者が、視覚障害者の空間認識、感覚の使い方、体の使い方、コミュニケーションの仕方、生きるための戦略としてのユーモアなどを分析。目の見えない人の「見方」に迫りながら、「見る」ことそのものを問い直す。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 見えない世界を見る方法
  • 第1章 空間-見える人は二次元、見えない人は三次元?
  • 第2章 感覚-読む手、眺める耳
  • 第3章 運動-見えない人の体の使い方
  • 第4章 言葉-他人の目で見る
  • 第5章 ユーモア-生き抜くための武器

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 目の見えない人は世界をどう見ているのか
著作者等 伊藤 亜紗
書名ヨミ メ ノ ミエナイ ヒト ワ セカイ オ ドウ ミテイル ノカ
シリーズ名 光文社新書 751
出版元 光文社
刊行年月 2015.4
ページ数 216p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-334-03854-0
NCID BB18480519
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全国書誌番号
22576088
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言語 日本語
出版国 日本
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