ユングのサウンドトラック

菊地成孔 著

映画監督松本人志とは何者だったのだろうか?そして映画監督ジャン・リュック・ゴダールとは何者だったのか?ジャズ・ミュージクの鬼才、菊地成孔唯一の映画批評本は、松本人志作品のコンプリート批評に加え、あの「『セッション』騒動」の発端となった伝説のDISをも収録したディレクターズカット版。単行本とはほぼ別物!!

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 「映画監督松本人志」とは何者だったのか?-松本作品コンプリート批評(まえがきから『大日本人』『しんぼる』評
  • 「クソつまらない」で一蹴、ではとても済まされない、異様な構造によって自虐的なまでに観客の憎悪を煽る、しかしヒューマニスティックな感動作-松本人志『さや侍』 ほか)
  • 1 映画は何故、音楽を必要としなくなったか?-ジャン=リック・ゴダールを中心にした、映像と音楽をめぐる小論考(「JLG/音楽史〜初めて演奏されるゴダール」での前説
  • 67年までのゴダールを、音楽と共に考える。-アテネフランセにおける講義 ほか)
  • 2 "脳内映画"と"映画"-いくつかの作品論と作家論、そして楽しい計画(記憶喪失学
  • 最もわかりやすく、最も面白くなってしまった"実験"-北野武『TAKESHIS'』 ほか)
  • 3 文庫特典 あの『セッション』騒動の発端はそれほど「わかりづらい」か?-2015年アカデミー賞作品賞ノミニーをコンプリートする途上で("パンチドランク・ラブ(レス)"に打ちのめされる、「危険ドラッグ」を貪る人々-デミアン・チャゼル『セッション』
  • 試写の帰りに受賞を確信している。などというのは滅多にないことだ-アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』準備稿)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 ユングのサウンドトラック
著作者等 菊地 成孔
書名ヨミ ユング ノ サウンド トラック : キクチ ナルヨシ ノ エイガ ト エイガ オンガク ノ ホン
書名別名 菊地成孔の映画と映画音楽の本
シリーズ名 河出文庫 き3-6
出版元 河出書房新社
刊行年月 2015.9
版表示 ディレクターズ・カット版
ページ数 421p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-309-41403-4
NCID BB19743136
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全国書誌番号
22621302
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言語 日本語
出版国 日本
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