歴史の作法 : 人間・社会・国家

山内昌之 著

どう書けば歴史の「真実」を伝えることができるのか、そもそも歴史は科学か文学か、歴史家は現実政治に向き合うべきではないかなど、本書が問うのは歴史に取り組む人間の根本姿勢である。その観点から著者はヘロドトス、司馬遷、イブン・ハルドゥーン、ギボン、ブローデル、北畠親房、新井白石、内藤湖南など、古今東西の主要な歴史家を取り上げ、彼らが歴史をどう捉えたか詳細に跡づける。歴史学の意味と使命を考える、歴史を学ぶ人間必読の書。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 こだわりと疑念-なぜ歴史を考えるのか
  • 第1章 天道、是か非か-歴史のメッセージ
  • 第2章 ヒストリーとストーリー-科学と文学の間
  • 第3章 危機における歴史-歴史家の使命
  • 第4章 広がる歴史-文明の接触と衝突
  • 第5章 世界史と日本史の出会い-構造の転換
  • 終章 リアリズムと理想主義-現代歴史学の志

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 歴史の作法 : 人間・社会・国家
著作者等 山内 昌之
書名ヨミ レキシ ノ サホウ : ニンゲン シャカイ コッカ
シリーズ名 文春新書
出版元 文藝春秋
刊行年月 2003.10
ページ数 262p
大きさ 18cm
ISBN 4166603450
NCID BA6405911X
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全国書誌番号
20490419
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言語 日本語
出版国 日本
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