ベルトルト・ラウファー 著 ; 福屋正修 訳
棒のような長い首と脚を持つキリンを初めて見た人は、驚きのあまりずいぶん珍妙なことを考えている。キリンはヒョウとラクダを交配して生まれると古代アラビアの学者は説いた。明代の中国の人はそれが伝説の生きもの「麒麟」だと考えた。エキゾチックな魅力をもつキリンは、原産地アフリカからどのように広がり、人々を魅了していったのか。キリンと人間の歴史を、古今東西の秘蔵史料に収められていた絵画で綴る博物誌。
「BOOKデータベース」より
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