コメをどう捉えるのか

高谷好一 著

コメの輸入自由化をめぐり、アメリカと日本は鋭く対立している。自然環境に適応し、歴史的発展を遂げてきた日本のコメ作りが、"農民の自給的稲作"とするなら、その対極にあるのが、投機的・常利的なコメ作りを行なう"ギャンブラーの稲作"である。本書は、熱帯農学者の広範にわたるフィールド・ワークの成果からコメ作り、そしてコメの文化の根本問題を、改めて検証する。-"揺らぎ"のなかの日本のコメを、どのような筋道で考えるのか。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • はじめに-ギャンブラーの稲作・農民の稲作
  • 第1部 コメは、どのように作られるか(コメ作りの三つの体系
  • さまざまな移植稲作)
  • 第2部 コメ作りの社会史(ギャンブラーのコメ作り-商品としてのコメ
  • 農民のコメ作り-日本の稲作)
  • おわりに-コメをどう捉えるのか〜稲の文化史・風土史のなかで

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 コメをどう捉えるのか
著作者等 高谷 好一
書名ヨミ コメ オ ドウ トラエルノカ
シリーズ名 NHKブックス 602
出版元 日本放送出版協会
刊行年月 1990.9
ページ数 226p
大きさ 19cm
ISBN 4140016027
NCID BN05228737
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全国書誌番号
90058405
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言語 日本語
出版国 日本
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