鵜飼 : よみがえる民俗と伝承

可児弘明 著

日本趣味豊かな季節の風物として、いまでは観光の対象となっている鵜飼は、神話や民間信仰とも絡んで、かつて全国各地の常民のあいだにひろく行なわれたユニークな習俗であり、重要な生産手段の一つであった。しかもその分布は、中国大陸から遠く東南アジアにまでおよび、稲作の伝来経路と符節を合わせる独得の"鵜飼ベルト"を形成している。民俗学・民族地理学等の手法を駆使して、失われた民俗の背景にせまる独創的な好著。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序 失われた民俗
  • 1 ウの鳥をめぐって
  • 2 伝承のなかの鵜飼
  • 3 鵜飼の日本史
  • 4 長良川の鵜飼
  • 5 忘れられた鵜飼
  • 6 中国大陸の鵜飼
  • 7 ヨーロッパの鵜飼
  • 8 鵜飼の故郷を求めて

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 鵜飼 : よみがえる民俗と伝承
著作者等 可児 弘明
書名ヨミ ウカイ : ヨミガエル ミンゾク ト デンショウ
シリーズ名 中公新書
出版元 中央公論新社
刊行年月 1999.10
版表示 復刻版.
ページ数 180p
大きさ 18cm
ISBN 4121701097
NCID BA44402796
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
20092894
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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