アダム・スミス : 『道徳感情論』と『国富論』の世界

堂目卓生 著

政府による市場の規制を撤廃し、競争を促進することによって経済成長率を高め、豊かで強い国を作るべきだ-「経済学の祖」アダム・スミスの『国富論』は、このようなメッセージをもつと理解されてきた。しかし、スミスは無条件にそう考えたのだろうか。本書はスミスのもうひとつの著作『道徳感情論』に示された人間観と社会観を通して『国富論』を読み直し、社会の秩序と繁栄に関するひとつの思想体系として再構築する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 光と闇の時代
  • 第1章 秩序を導く人間本性
  • 第2章 繁栄を導く人間本性
  • 第3章 国際秩序の可能性
  • 第4章 『国富論』の概略
  • 第5章 繁栄の一般原理(1)-分業
  • 第6章 繁栄の一般原理(2)-資本蓄積
  • 第7章 現実の歴史と重商主義の経済政策
  • 第8章 今なすべきこと
  • 終章 スミスの遺産

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 アダム・スミス : 『道徳感情論』と『国富論』の世界
著作者等 堂目 卓生
書名ヨミ アダム スミス : ドウトク カンジョウロン ト コクフロン ノ セカイ
シリーズ名 国富論
道徳感情論
中公新書
出版元 中央公論新社
刊行年月 2008.3
ページ数 297p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-12-101936-3
NCID BA85283213
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
21411411
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想