昆虫 : 驚異の微小脳

水波誠 著

ヒトの脳に比べてなきに等しい昆虫の脳。ところが、この一立方ミリメートルにも満たない微小脳に、ヒトの脳に類似した構造が見られることが明らかになってきた。神経行動学は、ファーブルやフリッシュを驚嘆させた「陸の王者」の能力を、精緻な実験によって脳の働きと結びつけ、ダンスによる情報伝達、景色記憶、空間地図形成能力など、昆虫の認知能力の解明に乗り出している。本能行動の神秘に迫る最新生物学の成果。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 昆虫の繁栄を支える小さな脳
  • 第2章 ファーブルから現代まで
  • 第3章 複眼は昆虫の何をものがたるか
  • 第4章 単眼はどんな働きをしているか
  • 第5章 空を飛ぶしくみ
  • 第6章 匂いを感じるしくみ
  • 第7章 キノコ体は景色の記憶に関わる
  • 第8章 匂いの学習と記憶
  • 第9章 ミツバチのダンス
  • 第10章 ハチやアリの帰巣と偏光コンパス
  • 第11章 微小脳と巨大脳

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 昆虫 : 驚異の微小脳
著作者等 水波 誠
書名ヨミ コンチュウ : キョウイ ノ ビショウノウ
シリーズ名 中公新書
出版元 中央公論新社
刊行年月 2006.8
ページ数 291p
大きさ 18cm
ISBN 4121018605
NCID BA78009379
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全国書誌番号
21113454
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言語 日本語
出版国 日本
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