貝と羊の中国人

加藤徹 著

財、貨、賭、買…。義、美、善、養…。貝のつく漢字と羊のつく漢字から、中国人の深層が垣間見える。多神教的で有形の財貨を好んだ殷人の貝の文化。一神教的で無形の主義を重んじた周人の羊の文化。「ホンネ」と「タテマエ」を巧みに使い分ける中国人の祖型は、三千年前の殷周革命にあった。漢字、語法、流民、人口、英雄、領土、国名など、あらゆる角度から、斬新かつ大胆な切り口で、中国と中国人の本質に迫る。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 貝の文化 羊の文化
  • 第2章 流浪のノウハウ
  • 第3章 中国人の頭の中
  • 第4章 人口から見た中国史
  • 第5章 ヒーローと社会階級
  • 第6章 地政学から見た中国
  • 第7章 黄帝と神武天皇
  • 終章 中国社会の多面性

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 貝と羊の中国人
著作者等 加藤 徹
書名ヨミ カイ ト ヒツジ ノ チュウゴクジン
シリーズ名 新潮新書
出版元 新潮社
刊行年月 2006.6
ページ数 255p
大きさ 18cm
ISBN 4106101696
NCID BA77261226
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全国書誌番号
21060168
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言語 日本語
出版国 日本
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