動的平衡

福岡伸一 著

「人間は考える『管』である」「私たちが見ている『事実』は脳によって『加工済み』」「歳をとると、一年が早く過ぎるのは、実際の時間の経過に、自分の生命の回転速度がついていけないから」などの身近なテーマから「生命とは何か」という本質的な命題を論じていく。発表当時、各界から絶賛されベストセラーになった話題作に、最新の知見に基づいて大幅加筆。さらに、画期的な論考を新章として書き下ろし、「命の不思議」の新たな深みに読者を誘う。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • プロローグ 生命現象とは何か
  • 第1章 脳にかけられた「バイアス」-人はなぜ「錯誤」するか
  • 第2章 汝とは「汝の食べた物」である-「消化」とは情報の解体
  • 第3章 ダイエットの科学-分子生物学が示す「太らない食べ方」
  • 第4章 その食品を食べますか?-部分しか見ない者たちの危険
  • 第5章 生命は時計仕掛けか?-ES細胞の不思議
  • 第6章 ヒトと病原体の戦い-イタチごっこは終わらない
  • 第7章 ミトコンドリア・ミステリー-母系だけで継承されるエネルギー産出の源
  • 第8章 生命は分子の「淀み」-シェーンハイマーは何を示唆したか
  • 第9章 動的平衡を可視化する-「ベルクソンの弧」モデルの提起

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 動的平衡
著作者等 福岡 伸一
書名ヨミ ドウテキ ヘイコウ : セイメイ ワ ナゼ ソコ ニ ヤドル ノカ
書名別名 生命はなぜそこに宿るのか
シリーズ名 小学館新書 301
出版元 小学館
刊行年月 2017.6
版表示 新版
ページ数 318p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-09-825301-2
NCID BB23843021
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全国書誌番号
22898865
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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