神々の精神史

小松和彦 著

「カミ」を語ることは、日本人の精神の歴史を語ることである。著者は、神話・伝説・昔話などの構造分析を手がかりに、文化人類学と民俗学のはざまから揺さぶりをかける。神々の棲む村、民話的想像力の背景、根元神としての翁、フォークロアの先達・筑土鈴寛など、日本文化の深層にひそむ民俗的発想の原点を探り、柳田・折口以後の民俗学を鋭く批判した。人類学的視点から問いかけた刺激的な知の軌跡。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序 神々の棲む村
  • 1 民話的想像力について
  • 2 民衆の思想について
  • 3 筑土鈴寛の世界

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 神々の精神史
著作者等 小松 和彦
書名ヨミ カミガミ ノ セイシンシ
シリーズ名 講談社学術文庫
出版元 講談社
刊行年月 1997.5
ページ数 379p
大きさ 15cm
ISBN 4061592793
NCID BA30425975
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全国書誌番号
98000595
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言語 日本語
出版国 日本
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