社会分業論  下

E.デュルケム 著 ; 井伊玄太郎 訳

社会が大きくなり、密度を高めるのに正比例して、分業は必然的に発展する。分業の進歩は、一方で激しい生存競争を引き起こし、また一方では競争者たちに共存の可能性を与えるであろう。本書で、デュルケムは分業の原因を仔細に検討し、さらに分業の病理学的形態の分析を通して、社会的連帯の正しい発展方向を展望する。道徳的秩序の確立、個人的人格の開花、闘争なき人類社会の創造…デュルケム社会学の実践的主題は、大きく深い。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第2編 原因と条件(分業の進歩と幸福の増加
  • 原因
  • 第二次的要因-集合意識の漸次的不確定化とその原因
  • 第二次的要因<続>遺伝
  • 以上からの帰結)
  • 第3編 異常的諸形態(無規制的分業
  • 拘束的分業
  • その他の異常形態)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 社会分業論
著作者等 Durkheim, Émile
井伊 玄太郎
デュルケム E.
書名ヨミ シャカイ ブンギョウロン
書名別名 De la division du travail social
シリーズ名 講談社学術文庫
巻冊次
出版元 講談社
刊行年月 1989.5
ページ数 325p
大きさ 15cm
ISBN 4061588745
NCID BN03353942
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全国書誌番号
89036329
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 フランス語
出版国 日本
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