東条英機と阿片の闇

太田尚樹 著

日米開戦の是非が問われたとき、東条の思考は、事態の安定化に向け、さらなる既成事実を積み上げていくのみに限られていた。「断じて負けぬ。負けてたまるもんか!」。生真面目で規律至上主義、一度決めたことは迷うことなく実現に全力を傾ける。その根底にあるのは軍組織の保持と共産主義への恐怖、ただその二つ。そして背後には阿片の黒い金が蠢いていた-。戦時宰相「東条英機」と昭和史の闇に迫る、渾身のドキュメント。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 浮上してきた東条
  • 第2章 二・二六事件
  • 第3章 日華事変への道
  • 第4章 阿片の闇
  • 第5章 戦場の東条
  • 第6章 行き詰まる大日本帝国
  • 第7章 風雲急を告げる荒波
  • 第8章 開戦前夜
  • 第9章 戦時下の東条
  • 第10章 終焉に向かって
  • 第11章 終戦
  • 第12章 東京裁判

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 東条英機と阿片の闇
著作者等 太田 尚樹
書名ヨミ トウジョウ ヒデキ ト アヘン ノ ヤミ
シリーズ名 角川ソフィア文庫 SP M-112-1
出版元 角川学芸 : 角川グループパブリッシング
刊行年月 2012.5
ページ数 318p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-04-405805-0
NCID BB09685598
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全国書誌番号
22129065
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言語 日本語
出版国 日本
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