種村季弘 著
制服は人を惹きつける。体制が保証した地位や職階の証しにおびき寄せられる。ドイツ軍大尉、プロイセン王子、ザクセン選帝侯太子、軽騎兵将校などと思わせると、俗物どもは喜んで金品を差し出し、ぺてん師たちは容赦なく巻き上げる。大笑いののちにハタとわが身を振り返らざるをえない、西欧の実話にもとづく人間悲劇/喜劇。
「BOOKデータベース」より
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