スルタンガリエフの夢 : イスラム世界とロシア革命

山内昌之 著

ロシア革命がはらむ西欧中心主義の限界をいち早く見抜いていたタタール人革命家スルタンガリエフ(一八九二‐一九四〇)。彼は旧ロシア帝国のムスリム地域の脱植民地化を図ったが非業の死に斃れた。本書はイスラム世界の風土と歴史を背景にその「ムスリム民族共産主義」を詳説し、激動の現代中央アジアを理解するための礎石を提示する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 イスラム・社会主義・ナショナリズム
  • 第1章 タタールとロシア
  • 第2章 民族と革命
  • 第3章 「異端」の社会主義
  • 第4章 並行する権力
  • 第5章 スルタンガリエフ主義、神話と現実
  • 終章 預言者スルタンガリエフ

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 スルタンガリエフの夢 : イスラム世界とロシア革命
著作者等 山内 昌之
山内 冒之
書名ヨミ スルタンガリエフ ノ ユメ : イスラム セカイ ト ロシア カクメイ
シリーズ名 岩波現代文庫 G201
出版元 岩波書店
刊行年月 2009.1
ページ数 432, 35p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-00-600201-5
NCID BA88638257
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
21551284
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想