猫の大虐殺

ロバート・ダーントン 著 ; 海保眞夫, 鷲見洋一 訳

一八世紀初頭のある日、パリの労働者街の猫がのこらず殺された、と記す印刷職人の手記は、何を物語るのか。史料の奥底に隠された大革命以前の人びとの心性に、わずかな手がかりをもとに犯人をつきとめる名探偵のような鮮やかな推理で迫る。社会史研究の先駆的達成と評価される原書から、中核的論文四本を抜粋して収録。著者自身による解説も兼ねた「第三版への序文」を付す。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 農民は民話をとおして告げ口する-マザー・グースの意味
  • 労働者の叛乱-サン・セヴラン街の猫の大虐殺
  • 作家の身上書類を整理する一警部-フランス文壇の分析
  • 読者がルソーに応える-ロマンティックな多感性の形成

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 猫の大虐殺
著作者等 Darnton, Robert
海保 真夫
鷲見 洋一
海保 眞夫
ダーントン ロバート
書名ヨミ ネコ ノ ダイギャクサツ
書名別名 The great cat massacre. (chapter1・2・4・6)
シリーズ名 岩波現代文庫 学術
出版元 岩波書店
刊行年月 2007.10
ページ数 360p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-00-600185-8
NCID BA83431025
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
21327831
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想