「もの」の詩学 : 家具、建築、都市のレトリック

多木浩二 著

身体の快楽が推し進めた椅子の変容の歴史、「もの」の蒐集から仏革命をへて美術館・博覧会を作り上げていったブルジョワジーのイデオロギー、キッチュ王ルートヴィヒ二世が心血を注いで建てたまがいものの城、巨大主義に取り憑かれたヒトラーの建築都市。「もの」に凝縮されている文化や社会の無意識を探る記号論的思考の労作。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 「もの」と身体(文化を創造する身体
  • 椅子の変貌 ほか)
  • 第2章 コレクションから展示へ(「もの」を蒐集する
  • 美術館と「芸術」の発生 ほか)
  • 第3章 虚構の王国(ルートヴィヒ二世の城
  • 一九世紀の帝国幻想 ほか)
  • 第4章 ヒトラーの都市(ナチズムとモダニズム
  • 独裁の現象と公理 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 「もの」の詩学 : 家具、建築、都市のレトリック
著作者等 多木 浩二
書名ヨミ モノ ノ シガク : カグ ケンチク トシ ノ レトリック
シリーズ名 岩波現代文庫 学術
出版元 岩波書店
刊行年月 2006.1
ページ数 309p
大きさ 15cm
ISBN 4006001533
NCID BA75162256
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全国書誌番号
20982919
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言語 日本語
出版国 日本
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