統合と分裂のヨーロッパ : EC・国家・民族

梶田孝道 著

EC統合のもとで進む「国境なきヨーロッパ」とそれに反発するナショナリズム。東欧・旧ソ連における「民族の噴出」と「国民国家」化。外国人労働者や移民をめぐる文化摩擦や排斥運動…。統合と分裂が交錯し、複雑な様相を呈する「民族と国家」の構図を国際社会学の視角から分析し、冷戦以後の新しいヨーロッパを展望する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 新しい現実・新しい方法
  • 第1部 「三空間並存時代」の到来(EC・国家・地域-ヨーロッパの社会空間はどう変わるか
  • 「三空間並存モデル」を応用する
  • EC統合により国家はどう変わるか)
  • 第2部 並存から新たな緊張へ(「多文化主義」の実現は可能か
  • 移民は「国民国家」と両立するか-同化・統合・編入
  • ヨーロッパの極右はなぜ台頭するのか
  • ボーダーレス化のなかの民族問題-二つの「文化」の交錯)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 統合と分裂のヨーロッパ : EC・国家・民族
著作者等 梶田 孝道
書名ヨミ トウゴウ ト ブンレツ ノ ヨーロッパ
シリーズ名 岩波新書
出版元 岩波書店
刊行年月 1993.11
ページ数 259, 5p
大きさ 18cm
ISBN 4004303109
NCID BN09927760
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全国書誌番号
94016016
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言語 日本語
出版国 日本
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