人間的自由の本質

シェリング 著 ; 西谷啓治 訳

意思の自由、選択の自由はどこからくるのか。悪をも択びとりうる人間的自由は何によって根拠づけられているのか。円熟期のシェリングが、主題とこれに関連する問題、神と自然、人間精神、善と悪、人格、愛と憎、必然と自由等について徹底的な解明をこころみた著書。ドイツ観念論哲学のひとつの最後的決算ともいうべき労作である。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1 序論(人間的自由と体系一般との関係
  • 自由と汎神論 ほか)
  • 第2 悪の一般的始源と発生(自由の実質的本質)(実存する限りの存在者と単に実存の根底たる限りの存在者との区別
  • 悪の可能性 ほか)
  • 第3 人間における悪の実現(自由の形式的本質)(人間の元初的行
  • 人間における悪の現象)
  • 第4 神の愛(弁神論
  • 無底 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 人間的自由の本質
著作者等 Schelling, Friedrich Wilhelm Joseph von
西谷 啓治
Schelling F.W.J.V.
シェリング
書名ヨミ ニンゲンテキ ジユウ ノ ホンシツ
書名別名 Philosophische Untersuchungen über das Wesen der menschlichen Freiheit
シリーズ名 岩波文庫
出版元 岩波書店
刊行年月 1975.2(第30刷:2002.5)
版表示 改版
ページ数 202, 4p
大きさ 15cm
ISBN 4003363124
NCID BN00913745
BN01537150
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全国書誌番号
20371771
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 ドイツ語
出版国 日本
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