日本的霊性

鈴木大拙 著

現代仏教学の頂点をなす著作であり、著者が到達した境地が遺憾なく示される。日本人の真の宗教意識、日本的霊性は、鎌倉時代に禅と浄土系思想によって初めて明白に顕現し、その霊性的自覚が現在に及ぶと述べる。大拙(1870‐1966)は、日本の仏教徒には仏教という文化財を世界に伝える使命があると考え、本書もその一環として書かれた。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 日本的霊性につきて
  • 第1篇 鎌倉時代と日本的霊性(情性的生活
  • 日本的霊性の自覚-鎌倉時代)
  • 第2篇 日本的霊性の顕現(日本的霊性の胎動と仏教
  • 霊性
  • 日本的霊性の主体性)
  • 第3篇 法然上人と念仏称名(平家の没落
  • 浄土系思想の様相
  • 念仏と「文盲」
  • 念仏称名)
  • 第4篇 妙好人(赤尾の道宗
  • 浅原才市)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 日本的霊性
著作者等 鈴木 大拙
書名ヨミ ニホンテキ レイセイ
シリーズ名 岩波文庫
出版元 岩波書店
刊行年月 1972
ページ数 276, 10p
大きさ 15cm
ISBN 4003332318
NCID BN01969450
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全国書誌番号
74004109
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言語 日本語
出版国 日本
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