ルネ・レモン 著 ; 田中正人, 塚本俊之 訳
フランスはどこへゆくのか…。皮相な時局論を超えた、長期的変動のゆくえを追う。フランス政治史学の大家・初の邦訳。14年に及んだミッテラン政権を経て、政治の争点はかつては考えられなかった位相を見せている。左翼・右翼に差異はあるのか、政党の勢力分布はどうなったのか、政治は世論から遊離しているのではないか、手探りの政治体制はどこへゆくのか…これらすべての変化のうちにある。本書は、今日フランスの抱える諸問題を、長期的経過の中からとらえ直し、歴史の変動として分析する。
「BOOKデータベース」より
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