海人と天皇 : 日本とは何か  上巻

梅原猛 著

推古天皇以下6人の女帝が輩出した飛鳥・奈良時代。この女帝の時代に律令国家体制を整えた藤原氏の野望は、天皇を象徴的権威として自らの手に実権を奪った。-古代天皇論を展開する著者は一つの伝承に直面する。聖武天皇の母・宮子が海人の娘であったという紀州道成寺にのこる伝承である。正史では隠蔽されたこの"事実"を検証し、古代権力者たちの壮大なロマンと陰謀を読み解く。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 七〜九世紀の日本
  • 第2章 憲法十七条
  • 第3章 恒久の宮
  • 第4章 藤原不比等
  • 第5章 律令を読む
  • 第6章 推古天皇と皇極天皇-女帝の登場
  • 第7章 持統天皇-神と一体化した女帝
  • 第8章 元明天皇と元正天皇-皇統を守った母娘
  • 第9章 藤原宮子-「海人の娘」の伝承
  • 第10章 道成寺の考古学的調査
  • 第11章 美術史からみた道成寺の木彫仏
  • 第12章 藤原宮子-史実と伝承
  • 第13章 魂を鎮める寺

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 海人と天皇 : 日本とは何か
著作者等 梅原 猛
書名ヨミ アマ ト テンノウ
シリーズ名 新潮文庫
巻冊次 上巻
出版元 新潮社
刊行年月 1995.3
ページ数 562p
大きさ 15cm
ISBN 4101244073
NCID BN12143055
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
95044979
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想