二つの危機と政治

リヒアルト・ゾルゲ 著 ; 勝部元 [ほか]訳

ゾルゲの「新帝国主義論」は第一次世界戦争後のドイツの帝国主義的再生の特徴と、その必然的発展を析出した著作であり、1930年代の日本問題に関する時事的な諸論文と併せて読むことで、彼がいかに理論的にもすぐれていたか、予見に満ちたものであったかを識ることができる。ゾルゲは戦争に反対し、平和のために殉じたが、処刑後50年を経て、今この著作集が刊行されたことは、ゾルゲの人と思想を知る上に貴重だし、意義あることである。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 戦時日本篇
  • 第2部 ドイツ篇(新ドイツ帝国主義
  • ドイツ共産党の立場と統一戦線戦術)
  • 第3部 年譜・著作目録

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 二つの危機と政治
著作者等 Sorge, Richard
勝部 元
北村 喜義
石堂 清倫
ゾルゲ リヒアルト
書名ヨミ フタツ ノ キキ ト セイジ
書名別名 1930年代の日本と20年代のドイツ
出版元 御茶の水書房
刊行年月 1994.11
ページ数 422p
大きさ 22cm
ISBN 4275015673
NCID BN11705397
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
95015539
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 ドイツ語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想