リヒアルト・ゾルゲ 著 ; 勝部元 [ほか]訳
ゾルゲの「新帝国主義論」は第一次世界戦争後のドイツの帝国主義的再生の特徴と、その必然的発展を析出した著作であり、1930年代の日本問題に関する時事的な諸論文と併せて読むことで、彼がいかに理論的にもすぐれていたか、予見に満ちたものであったかを識ることができる。ゾルゲは戦争に反対し、平和のために殉じたが、処刑後50年を経て、今この著作集が刊行されたことは、ゾルゲの人と思想を知る上に貴重だし、意義あることである。
「BOOKデータベース」より
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