いかそう日本国憲法

奥平康弘 著

自衛隊の登場にはじまり、九〇年代の「国際貢献」「国連中心主義」の名のもとの「憲法見直し論」まで、試練に立たされつづけている憲法第九条。これを亡きものにするのか。それとも、第九条のもとで、ユニークな平和主義国家として世界に貢献する道をえらぶのか。第九条を中心に、憲法をいかしていく方法を探ります。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 憲法を「物語」にしてみる視点-新しい憲法観の試み
  • 第2章 平和憲法「物語」における「はじまり」-第九条の成立とその背景
  • 第3章 「物語」のおかしな「展開」-「敵役」自衛隊の登場
  • 第4章 「物語」の受難-ふたつの「解釈改憲」
  • 第5章 落とし穴としての「集団的凡庸」-ある間奏曲
  • 第6章 「物語」へのさらなる攻撃-「国連中心主義」による憲法切りくずしの試み
  • 第7章 別の「物語」への作為-「国連中心主義」を軸にした改憲論
  • 第8章 軍事力・国家・憲法-もうひとつの間奏曲
  • 第9章 「物語」からみた「国連の軍隊」構想-真の「国際化」をめざして
  • 第10章 「物語」の諸国民への拡がり-第九条は世界平和のモデル
  • 第11章 「物語」を守り育てるもの-日本に根づく平和文化
  • 第12章 いい「物語」に仕立てるために-私たちが選択すべきこと

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 いかそう日本国憲法
著作者等 奥平 康弘
書名ヨミ イカソウ ニホンコク ケンポウ
書名別名 第九条を中心に
シリーズ名 岩波ジュニア新書
出版元 岩波書店
刊行年月 1994.4
ページ数 215p
大きさ 18cm
ISBN 4005002358
NCID BN10605364
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
94041762
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想