東京の美学 : 混沌と秩序

芦原義信 著

欧米の都市と東京を比較し、その特質を日本人の生活習慣や美学的な観点から描く。ニューヨークやパリが都市全体を考えて計画されているのに対し、東京は部分を積みかさねた都市である。一見混沌としているその中に隠れた秩序があることに着目しつつ、同時に東京の街並みに欠けている美の必要性を説き、都市計画の欠点を明らかにしてゆく。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 日本人の空間意識(日本人はなぜ靴をぬぐのか
  • 日本だけの都市風景
  • 部分発想と全体発想
  • 平等主義かアイデンティティーか)
  • 第2章 東京の光と影(街の観察
  • 東京の土地問題と交通渋滞
  • パリ、ニューヨーク、ワシントン、ラスベガスから東京を見る)
  • 第3章 東京の処方箋(公共空間の象徴性
  • 住まいの充実
  • 都市のアメニティー-逃避的・中間的・積極的
  • 二十一世紀に向かっての東京)
  • 終章 ポスト・モダン都市-東京(二十一世紀に向けて
  • 変わりゆく東京)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 東京の美学 : 混沌と秩序
著作者等 芦原 義信
書名ヨミ トウキョウ ノ ビガク
シリーズ名 岩波新書
出版元 岩波書店
刊行年月 1994.1
ページ数 187p
大きさ 18cm
ISBN 4004303192
NCID BN10207168
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全国書誌番号
94029264
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言語 日本語
出版国 日本
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