ジャズの前衛と黒人たち

植草甚一 著

[目次]

  • 1 黒人を排斥するアメリカのジャズ界 / p11
  • 2 一九六二年一月のことだった / p18
  • 3 たまにはアンドレ・プレヴィンやデーヴ・ブルーベックも聴いてみよう / p28
  • 4 カナダのジャズ・ファンが面白い見かたをしている / p37
  • 5 チャーリー・パーカーと仲間たちの話をしよう / p44
  • 6 マイルス・デヴィスについてケネス・タイナンが論じた / p51
  • 7 ビル・エヴァンスとセシル・テイラーとの間にあるものを考えてみよう / p59
  • 8 ニューポートという煙草を買った日は、やっぱりジャズに縁があった / p70
  • 9 雨降りなので、家にいてフランスのジャズ雑誌を読もう / p80
  • 10 ヨーロッパで四人の黒人ミュージシャンが生きかたについて考えた / p91
  • 11 ある黒人学生がブルースにふれて自分の気持をさらけだした / p101
  • 12 ミンガスのファイヴ・スポット事件について / p113
  • 13 モンタレー・ジャズ祭でミンガスが真価を発揮した / p119
  • 14 ハーレムの暴動にふれながら最近の話題へ / p131
  • 15 黒いリアリズムとユーモアが映画やジャズにも入りこんできた / p142
  • 16 アート・ブレイキーの「ゴールデン・ボーイ」とサミー・デヴィスのこと / p152
  • 17 めくらのトランペット奏者を主人公にした「一滴の忍耐」というジャズ小説の話 / p162
  • 18 ESPディスクからファッグスの「処女林」という変なものが発売された / p173
  • 19 レナード・フェザーがジャズ界にも「エスタブリッシュメント」があるというのだが / p185
  • 20 オーネット・コールマンのカムバックとジャズの「十月革命」をめぐって / p199
  • 21 五人の批評家が前衛ジャズについて話合った / p211
  • 22 オーネット・コールマンにたいする理解と誤解について / p222
  • 23 前衛ジャズにいい味方がついた / p231
  • 24 ESPディスクという前衛ジャズ専門のレコードが出はじめた / p242
  • 25 ESPディスクのアルバート・アイラーには興奮しちゃった / p254
  • 26 エリック・ドルフィの死と「ジャズの十月革命」 / p263
  • 27 フランスでも前衛ジャズやアーチー・シェップが話題になりだした / p270
  • 28 「ジャズ・マガジン」の前衛ジャズ特集をめぐって / p280
  • 29 前衛ジャズを聴きに行ったフランスのファンの愉快な話 / p291
  • 30 「ヴァラエティ」誌の前衛ジャズ事件をめぐって / p303
  • 31 ESPグループの内部の声を聴いてみよう / p314
  • 32 ニュー・ブラック・ミュージックとマルカムXの自伝をめぐって / p326
  • 33 「ダウン・ビート」増刊号と前衛ジャズの対談記事を研究してみよう / p337
  • 34 グリニッチ・ヴィレッジの新聞を拾い読みしたあとで / p348
  • 35 ブラック・ナショナリズムとジャズをめぐる討論が行われた / p359
  • 36 「響きと怒り」と「ニュー・レフト・レビュー」に出た前衛ジャズ論について / p371
  • 37 サン・ラの「太陽中心世界」とESPディスクの反響のありかた / p383
  • 38 前衛ジャズがフランス映画とスウェーデン映画に使ってあった / p394
  • 39 ロンドンにおける最近のオーネット・コールマンと再認識のされかた / p405
  • 40 コルトレーンの演奏をナマで聴いてみて / p416

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 ジャズの前衛と黒人たち
著作者等 植草 甚一
書名ヨミ ジャズ ノ ゼンエイ ト コクジンタチ
シリーズ名 晶文選書
出版元 晶文社
刊行年月 1967
ページ数 423p
大きさ 20cm
NCID BN0528955X
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全国書誌番号
67007337
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言語 日本語
出版国 日本
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